最低手数料値下げの陣
One tap BUY で一株から買える♬とウキウキしていたのも束の間、先日、マネックス証券から朗報が飛び込んで来ました。
https://info.monex.co.jp/news/2019/20190704_01.html
なんと、最低手数料5ドルから0.1ドルへと大幅なディスカウントです💕
舞い上がっていると翌日の7月4日には更なるディスカウント攻撃が楽天証券より発表されました。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20190705-02.html
こちらは最低手数料5ドルから0.01ドルとマネックス証券の10分の1まで引き下げです。
それにしても楽天の動きの速さには驚きました。2019年7月22日(月)米国現地約定分より適用なので、マネックス証券より二週間おそくなりますが、大手証券会社とのスピードの違いに驚かされました。
この方向でいくと、SBI証券の手数料は更に安くなる筈ですが…まだ公式発表はありません。
改訂前と改定後の手数料比較
実際どのくらい変わってくるのか、調べてみました。
改訂前
改定後
この表からわかる事は、
最低手数料は下げたけれど、
売買手数料自体は変わっていない、
という事です。
少額投資からでも米国株に参入してもらいたい、という意思の現れでしょうか?
手数料引下げキャンペーンの恩恵者は?
今回は1ドル108円として計算していきます。
最低手数料5ドルで考えると1,112ドル以下の取引の人が恩恵を受けそうです。
(5ドル÷0.45%=1,111.111....)
日本円で約120.000円です。
(1,112ドル×108円=120,096円)
それ以上の場合は、現状と変わりません。
しかし、マネックス証券での為替手数料キャンペーンがあるので、
1,112ドル以上の人はマネックス証券か有利となります。
10,000円投資で考えてみると…
マネックス証券で購入する場合も
楽天証券で購入する場合も
10,000円÷108円(1ドル)=約92.6ドル
92ドル×0.45%=約0.42ドル
手数料は50円程度となります。
現時点ではマネックス証券は為替手数料無料キャンペーンもやっているので
楽天証券で購入する場合は
為替手数料92ドル×0.25銭=23円ほど高くなります。
楽天証券の勝利基準は?
0.1ドル÷0.45%=22.22ドル
22.22ドル×108=約2,400円
手数料で言うと2,400円以下の取引だと楽天の方が有利
です。為替手数料もほんの少し掛かりますが。
今回のキャンペーンで活用しやすくなるのは、
VTIやVOO、VTなどの海外ETF
一株ずつの米国株購入
など、ドルコスト平均法利用の少額の積立投資が考えられます。
以上の事から、
現時点では高額で購入される方にも少額で購入される方にも配慮されているマネックス証券に勝算が上がりそうです。
でも、一株と言っても高額になる銘柄がどうしても欲しい場合はOne tap BUY に頼るしかないですね。