このところ相場の下げを主導した海外ヘッジファンドなど短期筋による株価指数先物への買い戻しが優勢となったが、米中貿易摩擦や米景気への先行き懸念から上値は限られた。トランプ米政権が９月１日に予定している対中制裁関税「第４弾」発動後に米中対立が激化するかを見極めたいとして積極的に買い持ちを増やす投資家も少なかった。
米債券市場では景気後退の前兆とされる10年物国債の利回りが２年債を下回る「逆イールド」が進み、世界景気の先行き懸念が意識された。
〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
買い戻しで日本株がさげていたが、反転してきた、ってニュースのようですが、それは日経平均採用銘柄の話にしか見えません。実際はマザーズ一人負けみたいな感じで、マザーズに関してはずっと下げ続けていました。
これは日銀の買い支えが全く無いから？
そうだとしたら、なんか不平等感がありませんか？
買い支えるのであれば、全市場平等に買い支えて欲しい、と、思わざるを得ない状況です。
でも、買い支えが入るから空売り機関に狙われるので、買い支えをやめる方がいい、という意見も聞いたことがあります。
個人的には、買い支えは一種の株価操作ですので、やめた方がいいのではないか、と思います。しかし、やめた後の日本経済が停滞してしまう可能性を考えると難しいですね。
「やめたら停滞するかもしれない」と感じる時点で私が日本経済が弱いと思っていることになりますが、
実際、アメリカが下がれば日本も下がる、いや、アメリカ以外でも下げがあれば釣られて下げて行きます。その後、どうなるか？
ほかの市場が順調に回復しても、日本市場はなかなか回復しません。アメリカが完全に戻ったとしても、日本は…？
そんな状況を見ていると、逆イールドで下げに入るよ！と世間で言われていても、アメリカなら、下げてもまだ戻る可能性たかいしな、と、考えてしまいます。
反転する力から今の私の感覚だと、日経２２５を買うのであれば、S&P500の方が安心かな？とも感じでいます。
ただ、ドル円の動きも考えなければならないので、今の私の力では先を読むのが本当に難しいです。円に対しては安全資産と位置づけられているようなので、これから円高に振れていくとなると、円建てで米国株を買う方がいいのか、為替リスクの勉強もしなければいけませんね。
