ARCCの利回りは驚異の8%超え
長期投資ならPFFはオススメしないという人も多いです。
それでも、この配当金に魅力を感じる投資家は多いと思います。
特に2018年みたいに株式市場の上下が大きな相場環境だと、配当金は安定的で確実性の高いリターンを生むので、PFFの人気は高くなっています。
高配当を望むならPFFよりARCC(エイリス・キャピタル)も選択肢にいれてもいいかな、と思います。ARCCの配当利回りは9%近くあり、PFFの配当利回り5〜6%の約2倍です。
ARCCは中小企業に融資や出資をして利益を得ていますが、その利益の90%以上を配当にあてるなどの条件で法人税の優遇措置を受けており、それが高配当の理由となっています。
株価の変動はPFF<ARCC
ただ中小企業にお金を貸して収益を得るという特性上、株式市場になると良くも悪くもリスクの大きさが意識されて株価が大きく動きやすいです。
上の画像は直近1年のARCC(オレンジ)とPFF(青)の株価の変動をグラフにしたものですが、ARCCは−8.12%〜9.81%、PFFは−12.13%〜0%。
ARCCは最高値から最安値までの落差は−17.93%、PFFは−12.13%で、株価変動リスクはPFF<ARCCとなっています。
取り合えず「つみたてロボ貯蓄」でスタート
積立貯蓄での最小単元の30,000円を試し買いをしてみましたが、1ヶ月間でこんなにも動きます。一日のうちでの値動きもとても大きいです。ただ、積立で定めた日にちでないと買えないので、買いの調整はすることが出来ません。(売ることはできます)
分配金は嬉しいけど基準価額がそれ以上に下がってしまったら元も子もないですよね?😅そこがちょっと悩みどころとなります。
ARCCはリーマンショックの時に約20ドルから約3.6ドルまで下落しており、その下落率は驚異の−82%でした。
PFFも約50ドルから約14ドルまで、−72%下落してるから似たり寄ったりでしたけど、凄い数字だと思います。
もしも五年前にARCCとPFFをそれぞれ10万円分買っていたらどうなっていたのか?(どっちも税金は考慮せず)
ARCC(配当利回り9%)
結果は配当利回りの高いARCCのほうが利益が取れたことになります。
不安定ですが高配当にはとても心を惹かれてしまい😅この先どうなるかわかりませんが少し監視しながら増やすかどうか考えていこうと思います。